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実践編 「錦鯉を産卵させてみよう」 第二十一回





 錦鯉の稚魚は、大別すると、黒・黄・白の三種類の色に分けられます。
 黒い稚魚は、普通の養殖鯉と同じような色に育つか、地肌の黒い鯉に育ちます。
 黄色い稚魚は、やがて赤色に変わってきます。
 白い鯉は、地肌が白い鯉です。
 紅白や大正三色の場合は、親とは似つかぬ、黒色の稚魚を、まず選別で落とします。
 昭和三色の場合は、その反対で、黒色の稚魚を残して、黄色や白色の稚魚を選別で落とします。
 とはいえ、選別で残された稚魚も、日々、色や模様を変化させて育ちますので、せっかく残した鯉が、きれいな鯉に育ってくれるとは限りません。
 また、必ずしも、親鯉と同じ色柄になるとも限りません。
 錦鯉飼育の中で、一番難しく、一番楽しい作業が選別です。



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